ドラゴンクエストライバルズ 10勝時ミネアのピックを見てみる
前置き
どうもうさまらです。
天運の闘技場が終わり、通常の闘技場が戻ってきましたね。メンテ明けから2回ほどプレイしましたが、ものすごい安心感がありました。やっぱこれよね闘技場は。
いや、天運も悪くはなかったです。むしろ、闘技場になんらか手を加えて、変化をつけようとしてくれる運営の姿勢はとても良いと思います。できれば、次回はもう少し運要素を減らしてもらえると嬉しいです…
メンテ明けは相棒のミネアが2回連続で出たので両方ともピックし、結果は8勝→10勝でした。今回は、そのうち2回目の10勝のピックについて、「各々のカードをどういう意図でピックしたのか」を一枚づつ書いていくという記事を書いてみようと思います。
ピックの基本的な方針は、以前書いた「10勝するためのミネアピック」の記事の通りです。
ピックの流れ
1~5枚目 旅立ちの扉
最初の扉は全部ランダムの旅立ちの扉。ランダムなので何もしようがないけど、ここで取れるもので今後の方針が決まったりするので何気に重要です。
1枚目
ピック:ちんもくのひつじ
神託の門は必中に入れる貴重なカードではあるのですが、もうこれでもかというくらい使いにくいです。コンジャラーは大体生き残れない、これを打つための4コスとテンションでロスしたテンポを取り返せないので、ピックしません。爆弾ベビーもだめではないですが、トルネコ・ピサロなど環境トップのリーダーに刺さるちんもくの羊がカードパワーから見ても頭一つ抜けていると思います。
2枚目
ピック:死神のタロット
AOEがミネアの強さを支えているというのは前回の記事に書いた通りです。必中が取れるチャンスはまだまだあるし、仮になくても腐るカードではないので、死神のタロット一択だと思います。
3枚目
ピック:ベルフェゴル
魂の写し身は論外。ベビーゴイルはミネアのTSサーチが濁るので、とってはいけないカードです。よってここはベルフェゴル一択。ベルフェゴルは使っている側からみるとそんなに都合よく強化できないことが多いですが、相手からみると脅威に見えるらしく、わりとリソースを吐いてくれることが多い。
4枚目
ピック:召竜の儀式
ふくぶくろを出して得するのは序盤からリソースを吐くアグロタイプであり、ミネアでは絶対にとってはいけないカード。ベルフェゴルでもいいと思うのですが、超必中のバリューを考慮するのと、この後低コストの扉中心に選んでいくのでここでは召竜を選択しました。
5枚目
ピック:ブラッドレディ
100人いたら100人ブラレだと思います。闘技場なら先行でも普通に強いカードですし、後攻なら決まれば半分勝ちです。
ここまでのピック
ここまでのピック。最初の扉としては十分すぎる優秀なカードが取れました。2コス以下がいないので、低コストの扉には優先して入りたいところです。
6~10枚目 ドラゴンの扉
扉選択:ドラゴンの扉
2コスか小さなに入りたかったのですが出ませんでした。喜びも選択肢ではあるのですが、まだ最初の扉ということもあり、スタッツ安定のドラゴンの扉に入ります。
6枚目
ピック:りゅうきへい
りゅうきへいはコストに対してスタッツが高い、4コス最強クラスのカードなので優先して取っていきます。ここまで2コスが0なので、ほんのちょっと不安になってきているところですが、まだリザードマンを取るほど追い込まれてはいないです。
7枚目
ピック:リザードフライ
2/2/3としてリザードフライを取ります。デッキ全体が重めになっているので、7コスを取るのは無理ですね。
8枚目
ピック:ドラゴンヘビー
ドラゴンヘビーもスタッツ安定仁王立ちの強いカード。特に先行5ターン目に、盤面のユニットで有利トレードしてからのドラゴンヘビーが強いです。除去する場合はテンション+盤面のユニットなど、リソースを使ってくれることが多いです。4~5枚ピックすることも平気である利便性が高いカード。余談ですが、闘技場ミネアの黄金ムーブは2Tから、キラーグース→シャイニング(3/4)→りゅうきへい→ドラゴンヘビーで、これをやると悠長にテンションを溜めてる相手を一気に押しつぶすことができます。何度も2コストが足りないと言っていますが、マナカーブを整えるのは後半でも大丈夫だし、一枚リザードフライをとっているのでモシャスでも取れるので、まだドラゴンヘビーでいいでしょう。
9枚目
ピック:メイジバピラス
諸説あるピック。ドラゴンの扉はレア枠がちょっと判断に迷うのですが、基本的にはマナカーブを整える方針としています。アックスドラゴンは、相手の仁王立ちを突破する手段として優秀なのですが、ヘルス3が若干使いづらく、相手に大物が立っていないと切りづらいカード。今回は2コスが不足しているので、メイジバピラスにしてみました。
10枚目
ピック:ドラゴンヘビー
他が弱いのでドラゴンヘビーですね。ここは迷わないと思います。できればスーレアでバルンバかキースが欲しかったですが、まあこんなもんですよね。
ここまでのピック
まだ若干重いですが、ドラゴンの扉に入ったことでマナカーブが整ってきましたし、りゅうきへいとドラゴンヘビーという中盤の主力になりえるカードをゲットできました。ここまでスーレア0はちょっと寂しいです。
11~15枚目 MP2の扉
扉選択:MP2の扉
念願の2扉が来てくれたので入ります。迷う余地なし。
11枚目
ピック:力のタロット
正直ユニットが取りたかったのですが、モコモコじゅうはトレードに使えるスタッツではないので、バリューが高そうな力のタロットを取りました。ちょっと苦しい。
12枚目
ピック:リザードフライ
マーブルンと少し悩みましたが、これまでのピック的に無理に多面展開で攻めに行かなくても、テンポを取れそうな気がして2/2/3のリザードフライにしました。マーブルンでも問題ないかとは思いましたが、2コスが少ない状況で、ケダモンやどくあおむしに一方的に取られるユニットをピックするのを避けたかったという意図がありました。
13枚目
ピック:イノブタマン
ここも少し悩みましたが、今回はユニットを多めにとっているので、イノブタマンが働く機会もありそうだと判断してイノブタマンを取りました。
14枚目
ピック:銀のタロット
やっと銀のタロットが来てくれました。前回の記事にも書きましたが、このくらいのタイミングで出てくれればほぼ確定ピックです。現状の占いカードは召竜と力のタロット、死神のタロットですが、そのどれも超必中でバリューが跳ね上がるカードなので取れてよかったです。
15枚目
ピック:イノブタマン
これも苦しいピック。2/2だとどちらも2/3に上から取られるため、それならば他と絡めてデカブツを取れるイノブタマンを選びました。
ここまでのピック
2コスに入れてマナカーブが整ってきました。やや2/2が多いのが懸念材料です。銀のタロットが1枚取れたので、サーチを考えるとあまり枚数は増やせませんがある程度占いもピックしていける体制になりました。
16枚目~20枚目 MP3の扉
扉選択:MP3の扉
ここの扉選択が一番きつかったですね。できればレジェ扉か職業が良かったです。
ゾンビ・スライムはユニットしか出現せず、占い持ちもいません。3扉でも欲しい占いや特技が特にないので、ここは単純にユニットの性能が高い扉に入り、2→3→4とマナカーブ通りの展開が強そうです。よってここは3に入りました。
16枚目
ピック:ツンドラキー
ほねこうもりとツンドラキーの選択でした。テンポを取って序盤に出す分にはツンドラキーのほうが強く、終盤は大差ないのでツンドラキーにしました。
17枚目
ピック:ヒッポキング
ここは誰もがヒッポキング取ると思います。デッドエンペラー・アスラ王・ヒッポキングといい、王族には強いやつが多いですね。
18枚目
ピック→ボル&ブル
今回一番弱いピック。ボル&ブルがどうこうというよりも、ほかの2つにデメリットが多すぎるため取りました。ボル&ブルは攻めている状況だと活躍してくれるため、そこまで悪くはないです。
19枚目
ピック:ポムポムボム
3/3/3と3/2/4ならば、3/2/4のが強く、走りとかげの能力は闘技場では基本的に発動しません。ポムポムは力のタロットと相性が良く、あとバルーンコールなどがとれればかなり活躍してくれます。よってポム。
20枚目
ピック:なぞのしんかん
3/2/4をとりました。
ここまでのピック
マナカーブは安定しましたが、3に入ったことによりユニットの数がかなり増えました。できればごうけつぐま、タップペンギー、シャイニングなど優秀なスタッツのユニットが欲しかった。
ユニットでテンポをとり、必中または無必中占いでバフと除去をしていく形になりそうです。
21~25枚目 モシャスの扉
扉選択:モシャスの扉
ここまでのピックは地味ですが安定しているため、モシャス一択です。他の扉も弱いです。
21枚目
ピック:りゅうきへい
ここまで4コスが不足しがちなので、ちょうどよく来てくれたりゅうきへいを取ります。占いが少ないので、ベルフェゴルよりりゅうきへい優先。この辺何を取るか人によって変わってきそう。
22枚目
ピック:ドラゴンヘビー
力のタロットはやや不安定である上に銀タロをサーチできる可能性が減ってしまうので、ユニットを取ります。3扉に入った影響で3コスが通常よりかなり多いので、ヒッポキングではなくドラゴンヘビーを選択しました。マナカーブ的にも4-5コスを厚くしたいです。
23枚目
ピック:ドラゴンヘビー
上記と同様の理由でドラゴンヘビー
24枚目
ピック:召竜の儀式
実質2コスバニラであるリザードフライをこれ以上取るのは少しはばかられました。決意の扉でもある程度低コストが引けることを考慮し、超必中を待たなくても一枚切れるように2枚目の召竜を取りました。
25枚目
ピック:ちんもくのひつじ
2/2/2はこれ以上とりたくなく、3コスも渋滞しています。迷った挙句、追加効果が一番盤面に影響を与えそうなちんもくのひつじをピック
ここまでのピック
すいません、写真撮り忘れました。
モシャスに入ったことでユニットがさらに増えて、銀タロは複製できませんでした。残念。
26~30枚目 決意の扉(ランダム)
最後のとびらで完全ランダムです。
ここで最終調整を行いたいですね。
26枚目
ピック:ポムポムボム
3コスが渋滞しがちですが、ほかに強いカードもないので、ポムをピック。バルコや牛が欲しいところ。
27枚目
ピック:バルーンコール
念願のバルーンコールが来てくれました。ポムポムボム・ベルフェゴル、力のタロット、どれとも相性のいいカードであり、迷わずピックしました。
28枚目
ピック:暴れ牛どり
バルーンコールと同じく、ミネアのほかのカードとのシナジーがあるカードです。他のマージスターも悪くないですが、3扉で3コス渋滞中なので、うしどり安定だと思います。
29枚目
ピック:若葉の精霊
3コスをは3扉入っているので、中途半端な性能では取れないです。4コスは若干少ないので4コスを補充しました。
30枚目
ピック:あくましんかん
ここまで2コスユニットの性能がぱっとしませんでしたが、やっと平均以上の性能を持ったユニットを取れました。
ちなみにこれが最初のスーレア。レジェ0、スーレア1というさみしいピックでした。
ピック結果
これでデッキ完成です。
出来上がったデッキを見ると、必中は銀のタロットのみで、占いの枚数も少な目です。モシャスで銀のタロットがもう少し引けていれば、かなり楽になったとは思います。占いの枚数が少ないことは悪くはないのですが、即座に場に還元できる特技カードが少ないため、特に事情が無い限りはテンションを無理に回すことはしないほうが良いデッキ内容となっています。
代わりにユニットが多いので、ピックの中盤当たりで言った通りマナカーブごとに動いて、テンポを取りにいく動きがメインになると思います。3コス扉に入ると必然的に特技枚数が減るので、序盤からユニットで盤面を取る戦い方をせざるを得ないことが多いです。
盤面を返す手段は、死神のタロット1枚と、超必中バルコ力or召竜しかないので、これらを打てない状況→銀のタロットを引けていない状況では盤面を渡さないようにしたいです。盤面を取られてしまったら、テンションを回して銀タロを引きにいくか死神を無必中で切るしかないです。
このデッキに限らずミネアは、例えばレッドプレデター等、大きい仁王立ちを退ける手段が少ないのです。ですので、ちんもくのひつじの切りどころに注意する必要があります。
こういったユニット中心かつ中盤に寄せた形のピックをしたときは、ある程度のところでリーダーを詰めに行く動きが必要です。6コス以上をほとんど取っていないので、例えばオーガキングのようなカードを連打されると返せなくなってしまいます。
実際に10勝時のプレイも、ドラゴンヘビーで止めた後の召竜などで一気に横に広げて、無理やり殴りきる動きをしたことが多かったです。必中や超必中で作った強いターンを逃さず、決めきることが大事です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ちょっと今までの記事とは違う角度から書いてみました。ぼくは画像が多くてとても疲れました笑
よくよく考えたら、10勝したほかの方のデッキをみることはあっても、そのピック過程を見ることは少ないと思うので、このような記事を試験的に上げてみました。
何かご意見やご要望などあれば、ツイッターかこちらにご意見いただければ嬉しいです。
うさまらでした。