ドラゴンクエストライバルズ リーダー別対策 ~ピサロ編~
【前置き】
どうもうさまらです。
どうやら2019/7/29現在、闘技場は閉鎖されているようなので、潜る代わりに記事を書いていきたいと思います。
今回は闘技場におけるリーダー対策
第1回目の対策キャラはピサロです。
(2回目があるかどうかは不明です)
【闘技場のピサロ】
カードプール
まず下記にピサロのコスト毎のカードプールを載せておきます。
特技に一部使いづらいカードがありますが、ユニットは単体性能の高いカードが多いです。
マイナス修正を付与する特技カードも盤面の取り合いにおいて優秀です。
序盤は、どくあおむし、ダックカイト、ピサロの手先、ストーンビーストなど
中盤は、デッドエンペラー、どぐうせんし、ホークブリザードなど、
終盤は、ドンモグーラ、アスラ王、ヘルバオム、ライノスキングなど
優秀なユニットを多数そろえています。強いユニットをひたすらピックして出すだけでもある程度戦うことができ、わかりやすい強さをもっています。
後述のゾンビの扉のおかげで、ピックが安定しやすいのも強みです。
そのためか、第七弾闘技場でも使用率が高いリーダーとなっています。
(うさまらの体感ですが、おそらく全7リーダー中トップだと思います)
テンションスキルについて
テンションスキル(以下:TS)は、3/2のピサロナイトを場に出すという効果です。特に後攻1ターン目に3/2が出てくるのが強く、こいつをうまくさばけるかで序盤の展開が変わってきます。ゲームが進んでもピサロナイトの能力は変わらないので、後半はやや力不足になりがちです。
ランプについて
ピサロの大きな特徴であるランプ(MPブースト)に関しては、偏った組み方をしない限り、闘技場では有効に働かないことが多いです。後で解説しますが、序盤の展開に弱点があるピサロが、序盤に盤面を捨ててランプをしてくれるのはむしろおいしい行動です。
つかいまを出された場合、テンポロスが少なく少し厄介です。あまり対策は無いですが、つかいまに対しては有利トレードされないよう2/4などでヘルスの低いユニットをブロックする形で誤魔化すのが良いと思います。
ピサロの基本的な戦い方
序盤はテンションを上げつつ、ユニットを展開してきます。
デッドエンペラーを有効に使うためには、最低でも一回くらいはTSを回しておきたいので、このような動きをすることが多いです。
後攻の場合は、ピサロナイト→どくやずきん→3コス→のようにテンポをとってくる場合もあります。
4~5ターン目にはデッドエンペラーを展開して、盤面の優位を整えます。
7ターン目からは、アスラ王、ヘルバオムなどの展開&制圧力の高いパワーカードを押し付けるのが基本的な勝ちパターンです。
ユニットが優秀なだけであればまだ良いのですが、ピサロはピンポイントの除去も持っています。闇の束縛、闇の咆哮、死への誘いなど、小回りが利く除去を多数持っており、ユニットの展開力とあわせてトレードの主導権を渡さないような立ち回りをしてきます。倒さなければならないシステムユニットに対しては、これらのカードを使って対処してくることが多いです。
また盤面を取られた場合には、万能AOEの終焉の波動があります。このカードのせいで、攻めている側はリソースを温存するか展開するかの選択を迫られることになります。
レジェンドレアカードも使いやすく強力です。グレイツェル、ホメロスといった盤面操作に優れたユニットに加え、エビルプリーストという出せば勝ちクラスのカードも備えています。
総じて総合力が高い、強力なリーダーであるといえます。
ゾンビの扉について
ピサロのピックの特徴といえば、なんといってもゾンビの扉です。
多くの専用カードが存在します。
下記ゾンビの扉のカードプールをレアリティごとに載せます。
平均的なスタッツと使いやすい能力を持つゾンビに加え、ノーマルにはデッドエンペラー、スーレアにはアスラ王という強カードが存在します。
特にデッドエンペラーはノーマルなので、かなりの確率でピックできるようになっています。アスラ王もスーパーレア自体のカードプールが狭いので、スーパーレアがでれば高確率で出現します。
デッドエンペラー・アスラ王の対策については、後ほど書きたいと思います。
GPルール導入までは、がいこつ、オーレン、ボーンプリズナー、タタリといった、盤面の取り合いにおいて強力なカードが多くあったのですが、すべてスタン落ちとなりました。現在のゾンビの扉には以前ほどのパワーはないと思いますが、依然安定している強力な扉であることには間違いがないです。
ピサロがゾンビの扉に入っている場合には、ピックが若干重くなる傾向にあります。特にモシャス含め複数回入ってる場合は顕著になります。コストが低いカードが多いノーマル枠で、デッドエンペラーを選択しがちであることと、スタン落ちでがいこつが取れなくなったことの影響が大きいと思います。他に低コストノーマルを取ろうとすると、がいこつへいし、ドロル、くさったしたい辺りの凡カードとなるため、このあたりが付け入る隙となるでしょう。(レア枠で悪鬼丸を多数取っていると少し厳しいですが…)
逆にピサロ側は、ここをフォローするように低コストカードをピックしていく必要があります。特に、がいこつの代わりに追加されたどくあおむしが強力です。
【ピサロ対策】
全般
ピサロに対抗するために一番良い方法は、序盤から積極的にリーダーを攻撃し、ライフを詰めておくことです。
リーダーにもよりますが、長期戦になればなるだけ、パワーカードの押し付けを食らうことになり、こちら側が不利になることが多いです。
特にデッドエンペラーは4コストで6~8コスト分の活躍をするカードであるため、こいつらの大群とまともにトレードしていても勝ち目は薄いです。
序盤 ~ピサロナイトの処理~
まず序盤のポイントとしては、ピサロナイトとのトレードが上げられます。出来るだけ、1/2/1と割のいいトレードをするか、3/2/4で上からとるようにしたいです。相手が先行の場合は、1-2ターンはテンション上げを優先して大したユニットが出てこないことが多いため、2ターン目に置いたユニットを3ターン目に3/2/4で隠すような動きをして、ピサロナイトを上から取りたいところです。
後攻の場合は、1ターン目にピサロナイトを展開してきた相手に対して、こちらは2ターン目に1コス+テンションor 2コストを置くことになります。
ここでトレードせずに顔に来てくれる人も多いので、その場合は上記のように3/2/4を展開するといいでしょう。
トレードしてきた場合は、マナカーブ通りにユニットを置いていきましょう。
ピサロの手先、あくましんかんなど、トレードした上でユニットを残せるカードがあれば、序盤の盤面が取りやすいです。また突撃小僧をピサロナイトの正面に配置するのも有効な対策です。アロードッグやケダモンがあれば、除去が容易であり、有利な展開を作れます。
ヘルス1を置かなくてはいけない場面では、相手のどくあおむしが厄介になります。1/2/1をピックした以上はある程度刺さるのは仕方ないですが、トルネコなどで調整できるときはなるべくヘルス1でユニットを残さないようにしたいです。
中盤 ~デッドエンペラーへの対処~
デッドエンペラー対策(立ち回り)
闘技場をやったことがある人ならだれでも知っている、King of 闘技場ともいうべきカードです。4コストとは思えない盤面制圧力を誇ります。前述の通りノーマルなので、ゾンビで取りやすく、さらにモシャスで増やしやすいので、ピサロと戦う際には必ず意識しておきたいカードです。
そんなデッドエンペラーにも弱点はあります。
デッドエンペラーは、リソースという面でいえば強いカードですが、盤面への即効性はなく、むしろ一時的にはテンポロスするカードです。上記のように有利トレードに成功して盤面が取れている状態であれば、デッドエンペラーはそこまで脅威ではありません。この時点ではまだデッドエンペラーの攻撃力は2だと思いますので、2/2/3などをおいてトレードさせないように配置を工夫して、4/4/5などで出てきたがいこつけんしを上から取れる体制を取るか、ドラゴンヘビーなどの仁王立ちで他のユニットを隠すなどすれば、デッドエンペラーにそこまで仕事をさせないまま、リーダーをつめることができます。
デッドエンペラーが当たる場所がなく、仕方なく顔を殴ってくるような展開が理想的です。
スタン落ちしたゾンビの影響で、4~6コストでのピサロには、デッドエンペラー以外にそこまで強い動きはありません。うまく盤面の有利を作って、このターン中に大勢を決してしまうのが対ピサロの勝ち筋となります。
また、デッドエンペラーにはいくつかの対策カードがあります。リーダー専用のものも多いですが、ここでいくつか取り上げたいと思います。
デッドエンペラー対策(対策カード)
沈黙の羊(共通)
デッドエンペラーは能力が無ければただの4/1/3なので、封印がよく刺さります。
配置にある程度注意する必要がありますが、概ね有効に働きます。
共通ユニットでレアリティも低く、トルネコにも刺さるカードであるため、若干スタッツは低いですが優先してピックしておくと良いです。今の闘技場はトルネコ・ピサロが非常に多いため、腐るということはないと思います。
セクシービーム(ゼシカ)
デッドエンペラーが攻撃力2以下で出てきた場合は、セクシービームの対象となります。支配中にデッドエンペラーが死亡した場合は、こちらの場にがいこつけんしが出ますので、ほぼ勝ちといっていいほどのアドバンテージを得ることが出来ます。
うまいピサロはゼシカに対して攻撃力2以下のデッドエンペラーは出さないと思いますが、それはそれで相手の展開を遅れさせることが出来ます。
必殺技ではあり若干使いづらくはありますが、うまくいけば数体のデッドエンペラーをその他含めて持っていく可能性のあるカードです。ほぼ勝ちレベルで刺さることもあります。必殺技なのでピックしづらいですが、ピサロと当たらないということはほぼなく、デッドエンペラーを出してこないということもほぼなく、仮にあたらなくても腐らないカードであるため、1枚はとって問題ないと思います。
ミラーマッチはデッドエンペラーの殴りあいになることが多いので、1枚あると優位に試合を進めることが出来ます。
おたけび・グリズリー(アリーナ)
バウンスで一時的に展開を遅らせます。一時的ではありますが、デッドエンペラーを戻せば相手が実質1ターンパスしたことにできますのでかなり効果的です。基本的にアグロでデッキを組むアリーナへの1パスは相当痛手なはずです。相手が前列配置していないと効果が無いですが、デッドエンペラーは場持ちの良さを活かして他のユニットを後ろに隠すため前列に置かれるケースが多く、刺さる場合が多いです。後列に置かれたとしてもとびげりがあれば対応できます。
また特定のカードではないですが、トルネコであれば種振りを工夫することにより、被害を最小限におさえつつデッドエンペラーに対処できます。
終盤~パワーカードへの対応~
アスラ王
アスラ王がどの程度強いかは、他のゾンビのピック状況によりますが、ピサロは大抵ゾンビの扉に入っており、そこでピックした7コストゾンビが2コストになって出てきます。
ナーフによりコスト減少が6→5となったので多少はマイルドになりましたが、それでも強いカードには変わらないです。
一番厄介なのは、アスラ王が複数体出てくるパターンです。
7ターン目 アスラ王
8ターン目 アスラ王→アスラ王→アスラ王→ソードイド
等と展開されると、今まで優位に進めていても盤面が一気にひっくり返されてしまいます。
アスラ王が複数体重ねられるかは若干運が絡みますし、ある程度は割り切ることが必要だと思います。
アスラ王対策は、実はデッドエンペラー対策と大差ないです。
アスラ王自体は強いカードですが、7コスをサーチしてくるという前提に立つと、8ターン目までは、7/4/5を出すだけのテンポロスするカードとなります。9ターン目になるとコストが下がったカードを同時に展開してくることになります。
先のデッドエンペラー対策である程度顔を詰めていれば、出したターンに殴りきれることも多いです。アスラ王のサーチ先としては、アスラ王以外ではソードイドかファントムシャドウが有力です。これらのカードが出てくるといったん処理に回らなければいけませんが、1体までならまだなんとかなると思います。出てきた仁王立ちを沈黙の羊で封印したり、とび蹴りでどけたりすれば、楽にリーサル圏内に持っていけることも多いと思います。
その他
ピサロには7コスト以降のパワーカードが多くあり、正直すべてに的を絞るのが難しいです。ヘルバオム、ドンモグーラはスーレアでありながらかなりのパワーを持っており、出されてしまったらある程度盤面を返されるのは避けられません。
アスラ以外の決定力のあるユニットはゾンビの扉ではピックすることができませんので、この辺りはピックしていないことを願うしかないと思います。一応ヘルバオムは体力を奇数にして、多面展開することで的を散らすことができ、ドンモグーラは出したターンに倒せば被害を最小限に抑えられます。
いずれにしても、盤面を取り切っていればそれだけで解決策になるカードではないです。「こいつらを出しても遅い」という状況に持っていくことが大事です。
アスラ王も同様ですが、こいつらを手札に抱えているということは、4-6ターン目の選択肢が減るということになります。そういった点もあって、リソースを吐いてでも序盤に盤面を取りに行く戦い方を推奨します。
上で少し書きましたが、終焉の波動も気をつけるべきカードです。上記の戦い方で、ある程度盤面に余裕がある場合は、終焉の波動警戒で6ターン目にデッドエンペラーを殴ってがいこつけんしにしておく判断をすることもあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
かなりデッドエンペラーへの想いが溢れる文章になってしまいましたが、それだけこいつが闘技場に大きな影響を及ぼしているということだと思います。
(できれば出現率を調整するなりレアリティを変えるなり、なんらかの対処をしてほしいなと思っています)
対策を要約するとさっさと顔殴って、
デッドエンペラーはブロック配置や仁王立ちで仕事させないようにして、
アスラ王のサーチ先が動く前に倒しきる。
というのが僕の基本的方針です。
いつも都合よく決まるわけではないですが、相手も毎回都合よく理想の動きが出来るわけではないので、この辺りは運も絡むところです。
レジェンドレアの強さはどうしようもないですが、これはこちらも同じことなので、グレイナルやネルゲルなどの強いレジェンドレアがいれば、それだけで盤面が取れて勝つこともあります。
「自分はピサロと戦うときにこんなことを意識している!」
「他にこんなことを書いてほしい!」
みたいなことがあればぜひぜひご意見いただければと思います。
以上、うさまらでした。